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半導体

MC68901

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古いデバイスでもいまだに入手可能なものも数多くあります。これまでは「買い物」か「出土品」にその時の気分で分類していましたが、新たに「準出土品」を作りました。過去の記事も追って分類し直すつもりです。

MC68901P
MotorolaのMC68901P、PIO+SIO+Timerの機能を持つMFP(Multi-Function Peripheral)と呼ばれるものです。

リードフォーミング

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続・懐かしいトランジスタたちでリードフォーミングについて軽く触れましたが、手持ちのものの中に他にもありました。

2SA1020
これは前に取り上げた東芝の2SA1020です。間隔が2.5mmになるように加工されています。

2SC2383
これも同じく東芝の2SC2383、ロット番号「2G」に下線がありますので鉛フリー品と思われます。

Intel 8741A

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今回はちょっと変わったシングルチップのマイコンを紹介しましょう。

8741A
IntelのQD8741Aです。パッケージの違いはサフィックスで表すところが多いのですが、Intelはプレフィックスで表していて「D」はCERDIPになります。その前の「Q」は何でしょう?

さて、この8741Aは8748シリーズと同じ命令体系のマイコンで1kバイトのUV-EPROMと64バイトのRAMを内蔵しています。I/Oデバイスとしては8ビットのタイマと18本のGPIO、そして8ビットのバスがあります。

ちょっと変わっているのは最後のバスなのです。

当然80系のバスなのでRD, WR信号もあるのですが、これらの信号は出力ではなく入力ピンです。

GI AY-3-8500-1

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今回のものは「昔はこんなものを一般に売っていたんだ...」というデバイスです。

AY-3-8500-1
これはGIのAY-3-8500-1です。赤いマーキングというのも珍しいですが、よく見ると消した痕のようにも見えますし、型番だけというのも怪しいですね。

実は購入したのは去年、国内のショップからなので最近の悪意あるリマーク品とは違うと思うのですがどうでしょう? マーキングにはマージナルゾーンのようなものが見え、スタンプで押したような印象を持ちます。騙す目的ならもうちょっとそれらしくすると思うのですが...

Hitachi HD63C09P

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HD63C09EPを以前取り上げましたが、これは「E無し」のHD63C09Pです。

HD63C09P
日立のHD63C09P、3MHzのC-MOSです。

HD63C09EPでは2相クロック(EQ)を外部から供給しなくてはなりませんでしたが、このE無しでは水晶を直接接続できます。あるいは単相のクロックを供給することも可能です。

EQも入力ではなく出力端子となっています。

続・懐かしいトランジスタたち

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以前、懐かしいトランジスタたちで2SC373を載せましたが、もっと有名な2SC372が見つかりました。

2SC372
東芝の超定番トランジスタの2SC372、hFEの低いOランク品です。

このお皿付きの独特のパッケージは東芝以外では見たことがありません。データシートでもJEDECやEIAJのパッケージコードは空欄になっています。

末期の頃は2SC1815などと同じTO-92になっていたという話を聞いたことがあります。

よく見るとピンの断面は円形のようですね。最近では金属板を打ち抜いた四角断面が主流です。

TL866Aが新しく...

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前に取り上げたTL866Aのファームウェアアップデートが無いか公式サイトに見に行ったところ、新製品 TL866 II Plus に切り替わっていました。

  • 1.8Vまでの低電圧デバイス対応(TL866A/CSは3.3~5V)
  • NAND型フラッシュメモリ対応
  • 書き込み速度の向上
  • 誤挿入の検知

といった改善が行なわれ、対応デバイスも約13000から約15000に増えています。

NANDフラッシュ対応は魅力的で価格も安いので将来の買い替え候補としてデバイスリスト等をチェックしてみました。

すると私の用途にはあまり適していないことがわかりました。
VPPの電圧が18Vまでになってしまっているのです。手元には21V書き込みのデバイスが結構あるのですが、それらが書き込めなくなってしまいました。
私は今のTL866Aを持ち続けたほうが良さそうです。

ただこれは私の特殊な事情です。

GAL22V10

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前にGALとCPLDのGAL16V8を取り上げましたが、GAL22V10もいつの間にか買っていたようです。

GAL22V10B-25LP
LatticeのGAL22V10B-25LPです。「-25」はPropagation Delayが25nsのもので、GALの中では最も遅い部類になります。

GALには主に16V8, 20V8, 22V10の3種類がありました。

GAL16V8は20ピンPALの16L8, 16R4などの置き替え用です。PALでは出力の形式(負論理の「L」、レジスタの「R」など)によって品種が分かれていましたが、GALではプログラマブルにすることによって品種の集約を図っているのです。さらにPALには存在しない組み合わせも可能になっています。

日立の不明ダイオード

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パスコン用のコンデンサを探していたところ、こんなものも出てきました。

500個入り袋
日立製のダイオードの500個入り袋です。

注意書き等いろいろ書かれているのですが、困ったことに型番が書かれていません。形状と、私がまとめて入手しそうなものということからするとスイッチング用(もしかするとショットキーバリアかも)とは思いますが、それだけではちょっと...

ヒートシールされていたはずの袋もテープで閉じられていたので少し使った残りのようです。

7セグメントLEDモジュール

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ドットマトリクスLEDとともに7セグメントのモジュールもありました。

9桁LED 表側
メーカ等の詳細は不明、基板上に7セグメントLEDが9桁分実装されています。

端子は17ピン、コモン端子が1つおきになっていてその間に各セグメントの端子が配置されています。アノードコモンかカソードコモンかの別やセグメント端子の順番は未確認ですが、コモンがわかっているのでチェックは簡単ですね。

ピン間隔は2.54mmかと思ったのですが、ピンヘッダと並べてみたところ僅かに広いようです。ここまで近いなら2.54mmに合わせてくれればよいのにとは思いますが、LEDの1桁の幅に依存しているので仕方がなかったのでしょう。

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