沖電気 M81C55
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これは沖電気製のMSM81C55です。
このMSM81C55はインテルの81C55のセカンドソースの一つ、81C55はもちろん8155のCMOS版です。
8155は8085のシステムを少ないICで構成するためのもので、256バイト(kでもMでもありません)のRAMと22ビットのI/Oポートと14ビットのタイマカウンタを1つのパッケージにまとめたものです。
ピン配置は以下のようになっています。
これは沖電気製のMSM81C55です。
このMSM81C55はインテルの81C55のセカンドソースの一つ、81C55はもちろん8155のCMOS版です。
8155は8085のシステムを少ないICで構成するためのもので、256バイト(kでもMでもありません)のRAMと22ビットのI/Oポートと14ビットのタイマカウンタを1つのパッケージにまとめたものです。
ピン配置は以下のようになっています。
幻のプロセッサZilog Z280を手に入れました。
Z8028012VSC、Z280の12MHz版のPLCC8468パッケージ品です。
このZ280は使用例を聞かないデバイスで、もちろん汎用パソコン等への採用例も聞いたことがありません。
確か1987年頃に発売開始だったと思うのですが、写真のモノで1993年製、ネットでは1996年製の写真も見たことがあり、使われなかったわりには意外と長く製造していた印象です。
今回はちょっと計算機から離れて交流電流計(メーター)です。
入手の経緯に心当たりがないのですが、使うあての無いスペックなので不用品を貰ったのかなと思います。
最大で30Aの交流電流計です。
ディジタル表示のパネルメーターが増えてきてこの手の針式のメーターも少なくなってきました。
左右下側の+ネジはパネルを取り付けているネジですが、中央下に透明の-(マイナス)ネジがあるのわかりますか。これは設置後に針を微調整するためのもので、電流0の状態(できれば端子をショートして)針が0Aを指すように調整します。磁界の影響をうけるので設置環境で調整できるようになっているのだと思います。
SSDのご先祖様のようなデバイスが出てきました。
メモリカード等で有名なPQI製のDiskOnModule®の64MB品です。
見つけた資料(2002年)によると「HDDのように使えて、振動や高温の問題の無い」とのことなので、工場等の制御用PC向けなのでしょうか。一応4MBから512MBまでラインナップされていますが、15年前ということを考えると512MB品などは簡単には使えないほど高価なものだったはずです。
コネクタは40ピンでインターフェイスはIDE (P-ATA)になります。マザーボード上のIDEコネクタに直接挿すことを想定しているのか、メスコネクタです。
左上についているループ状の線はMaster / Slaveの切替で、挿しているとMasterで抜くとSlaveになります。
ISAバスの謎のビデオボードが出てきました。
右下のコネクタは後でブラケット側からの写真を出しますが、D-Sub 9ピンです。それで何でビデオボードと判断したかというと中央にある40ピンのUM6845Rの存在、これはHD6445の元になったCRTCで、まぁCRTCをDRAMのリフレッシュコントローラとして使用するなどの例がないわけではありませんが、ビデオボードと考えてよいでしょう。
このUM6845Rと左上にあるUM2300、これはキャラジェネ(フォントROM)と思われます、以外をすべて汎用ロジックの74LSシリーズだけで作っているあたり、昔のボードですね。
このMotorolaのMC68681 DUART (Dual Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)は数あるシリアル通信用ICの中でもあまり知られていない部類でしょう。
モトローラ製のMC68681Pです。型番が有名なFPU MC68881と似ているので一瞬読み間違いそうになりませんか。
このMC68681は68000バス用ですが、汎用バス向けにしたMC2681, MC2682というものも存在します。
一時仕事でMacintosh用のソフトやっていたこともあり家にもPower Macintosh 7100を持っていたのですが、以下で紹介するのはそれで使っていたものではなくジャンク屋で入手したものです。
俗に「角マウス」と呼ばれるApple Desktop Bus™ Mouseです。後述する「II」の発売後もこちらの方が使いやすいとして使い続ける人もいましたね。
そういえば何年か前にこれそっくりなマウスを作ったショップがありました。さすがにもうADB接続で使う人はいないだろうということでワイヤレスになったようですが。
今回からはBUSICOM 162の内部を見ていくことにします。
前回、底には何も無いと思って写真も取らなかったのですが、いざ分解しようと裏返したらいろいろあったので写真を載せておきます。
「OVER CURRENT PROTECTOR」は字の通り過電流保護ですね、今どきは交換不能のヒューズで済ませるところですが、手動復帰型のを使っています。頻繁に作動してしまうからなのか、高価な装置なので買い換えられないからなのか。
「VOLTAGE SELECTOR」は内部にスライドスイッチでもあるのでしょうか。±10%ということは国による電圧の違いではなく、電灯線の電圧降下などの補償用ですね。そういえば昔、電源トランスを買うと1次側にも90V,100V,110Vなんてタップがあったのを思い出しました。