MC6821 PIA
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6800ファミリのパラレルI/Oの石MC6821 PIA (Peripheral Interface Adapter)が出てきました。残念ながらモトローラのオリジナルではありません。
これはトムソン製のEF68B21P、1984年製のものです。「B」が入っていますから2MHz品になります。
6800ファミリのパラレルI/Oの石MC6821 PIA (Peripheral Interface Adapter)が出てきました。残念ながらモトローラのオリジナルではありません。
これはトムソン製のEF68B21P、1984年製のものです。「B」が入っていますから2MHz品になります。
昨日のハンディスキャナをもう使わないだろうということで開けてみたところ、大きな勘違いをしていたことがわかりました。
カバーを開けたところ、持ち手の部分一杯に基板が入っていました。
中央のPEL9003Gというのがメインのデバイスですが、例によって詳細は不明です。周りにあるのは74HC126D これは3-State Buffer、4574と4572はそれぞれDualとQuadのOP-Ampでしょうか。LM339DはQuadのコンパレータですね。アナログ系が多いのはラインセンサからの信号を処理するためでしょうか。
右上の黒い部分にはギヤと光学式のロータリーエンコーダがありました。予想通り上のローラで移動距離を読み取っているようです。
これは手に持って使うスキャナです。安かったので買ったのだと思うのですが、画像の歪みがひどくて使えませんでした。
スキャナ本体、思わずコードを向こう側にして撮影してしまいましたが、本当は逆です。コードの側を手前にして使用します。
これは左側面です。
私が子供のころに使っていたテスターです。
SOARの3125、おそらくは値段で選んだのではないかと思います。
測定対象は電圧・電流・抵抗とテスターとしては基本的なものです。ダイオードの記号はたしか順方向電圧の測定だったか、あまり使わない機能でした。レンジの切替は自動で、ボタンで固定することもできたはずです。
「10A」端子が独立しているのは一般的ですが、「V」も別になっていますね。
Intelプロセッサの原点ともいえる8080です。えっ、4004,4040,8008はどうしたかって、さすがに骨董すぎて持っていないし入手も困難なので...
NECのμPD8080A、白いセラミックパッケージが美しいです。「F」が付かないのでNECの独自改良版ですね。一部命令の必要クロック数やDAA命令の挙動が違うらしいです。
さてこのμPD8080Aですが、実際に動作させるのは大変そうです。まず電源が+5Vだけではありません。他に+12V,-5Vの電源が必要になります。クロックもオーバラップしない2相のクロックが必要(これはMC6800などもそうです)な上、振幅もTTLレベルではなく9Vのスイングをさせなくてはなりません。さらに制御信号の多くがデータバスにマルチプレクスされているのでその分離も必要になります。
今回出てきたのはソノシートです。
最近の人にはわからないかもしれないので簡単に説明すると、柔らかい素材で作られたレコード盤です。安価に製造できるのと、柔軟性があって曲げられるので、雑誌の綴じ込み付録によく使われました。
これはパソコン雑誌「PiO」の1986年4月号の付録の円形のソノシートです。紙の封筒に入っていて、封筒が雑誌に綴じ込みになっていました。
ちょっと面白いマウスが出てきました。
パッと見た感じはマイクロソフトの初代インテリマウスのようですが、よく見るとロゴは「Microsoft」ではなく「Micro 2000」となっています。サイズも縦が約10cm(背景の方眼は1cmです)と一回り小さいです。
インターフェイスはUSB、移動検知はボール式です。
今日からいつものパターンに戻ります。ヤマハの音源ICです。
ヤマハのFM音源ICのYM2413、1990年製のようです。OPLLと呼ばれていました。
調べるとどうもMSXで使用(MSX-MUSIC)されたもののようですね。ほかのパソコンの多くがAY-3-8910上位互換のYM2203を採用した中、MSXは元々AY-3-8910を使用していたにもかかわらずYM2203ではなくYM2413を選んだのは何故なのでしょう?
これには音色設定の自由度が低いなど不満もあったようですが、こだわりのある人にはMSX-AUDIOという選択肢もありました。
8080からZ80になってありがたいことはいろいろありますが(ハード屋なら5V単一電源になったことが一番ありがたいかも)、IX,IYレジスタが追加されたこともその1つです。でもIX,IY関係の命令って意外と使いにくいのです。
まずHLレジスタと併用できないこと。これはHLレジスタを使う命令にプレフィックスとして0DDH, 0FDHを付けることでHLの部分がそれぞれIX, IYに替わり、(HL)は(IX+d),(IY+d)に替わるようになっているためです。ですから
ADD IX,BC
はできても
ADD IX,HL
はできないのです。
例外的に
LD H,(IX+4)
のようにHまたはLと(IX+d)または(IY+d)の間のLD命令は使えます。
80系(8080,Z80,8085)で真のリロケータブルコード(PIC)を書くことはほぼ不可能です。
PICであるためには何が必要で80系では何が欠けているのか考えて見ましょう。必要なのはコード内のアドレスを正しく求め、参照できることです。